社団法人とは何?たった2つのポイントが分かれば理解できる!

体験談

以前、財団法人とは何かについて3つのポイントにまとめて説明したのですが、今回の記事は、その社団法人バージョンになります。

財団法人については、こちらを合わせてご覧ください。
» 財団法人とは何?たった3つのポイントが分かれば理解できる!

社団法人という名称は聞いたことあるけど、それを説明できるかと言われると多くの方が困ってしまうのではないでしょうか。

それはかつての私も同様でして、知人などに社団法人で働いていることを伝えると、ほぼ確実にそれっと何と聞かれていました。

今回の記事では、そんな社団法人についてわかりやすく説明していきます。財団法人同様に分かりづらい印象がありますが、要点を抑えるだけで簡単に理解することができます。
そしてその抑えるべき要点は、たった3つだけです。

この記事を読むことで、社団法人がいったいどんな組織なのかが分かるようになりますので、是非ご覧ください。

社団法人を理解する2つのポイント

社団法人とは法人形態の一つで、一定の目的を持った人々の集まりによって設立された非営利団体のことをいいます。

例えば、とある団体や組織が1つの法人格として活動をしたいような場合に設立することで、○○学会や○○協会など「社団法人」という組織化することができます。そうすると、その団体名義で銀行口座を開設したり、事業運営のためにオフィスを借りたり、事務スタッフを雇用したりすることが可能になります。

社団法人の特徴として非営利であることが挙げられますが、この非営利とは事業による収益を団体の構成員に分配してはならない」という意味になります。

つまり、事業によって収益を上げること自体に問題はないのですが、株式会社などの企業とは異なり、剰余金は団体活動の用途にのみ使用すること可能となっています。事業で得られた売上から経費を差し引いた剰余金については、株式会社とは異なり株主への配当が禁止されているということです。

また、社団法人の構成員は給与や報酬を受け取ることができないわけではなく、株式会社と同じように、社団法人にも構成員に対する給与の支払いはもちろん認められています。

社団法人を理解する2つのポイント
  • 社団法人とは、一定の目的を持った人々の集まりにより設立された非営利団体のこと。
  • 事業で得られた剰余金は、団体活動の用途にのみ使用すること可能。

一般社団法人とは

一般社団法人とは、定款の認証と登記をすれば、誰でも設立が可能な社団法人のことです。
ここで注意が必要なのが、登記のみで設立できますが「公益法人」とは名乗ることができません。

公益社団法人とは

公益社団法人とは、行政庁から公益認定を受けた社団法人のことをいいます。
公益認定を受ければ「公益社団法人」になることができ、税制上の優遇措置が受けられます。

なお公益認定とは、内閣府に設置された公益認定等委員会と各都道府県知事に公益性を認めてもらうことをいいます。

まとめ

今回の記事では、社団法人についてわかりやすく説明してきました。
社団法人を理解するには、たった2つの要点だけ抑えておけば問題ありません。

もし団体職員に就職、転職しようとしているのならば、理解しておきましょう。
これで友人や知人にも説明できますね。

財団法人についても知りたいという方は以下の過去記事をご覧下さい。
ということで以上になります。

財団法人については、こちらを合わせてご覧ください。
» 財団法人とは何?たった3つのポイントが分かれば理解できる!

団体職員の募集が多い求人サイト

求人情報」では、団体職員に特化した求人情報をまとめていますのでご活用ください。

タイトルとURLをコピーしました