団体職員採用試験面接対策|お酒は飲みますか?の回答例。

採用試験対策

団体職員採用試験って一体どんな感じなのか、気になる方も多いと思います。
特に面接、一般的な会社とは異なるためどんなことを質問されるのか想像し辛いですよね。

今回の記事では、そんな団体職員採用試験の面接でよくある質問の回答例についてお答えします。

「お酒は飲みますか」
この質問に対する回答例です。

今回の記事を読むことでこの質問意図、そして回答例が分かるようになるので、団体職員を目指している方は是非最後まで読んでみてください。

それではどうぞ!

質問意図とは

「お酒は飲みますか」
この質問意図は、おおまかに分けて以下の3つあります。

「お酒は飲みますか」の質問意図
  • お酒の席の耐性
  • コミュニケーション能力

それぞれ見ていきましょう。

お酒の席の耐性

意外と思われるかもしれませんが、団体職員は飲み会が多いです。
そのため採用する側としては、お酒への耐性を確認するわけです。

一般企業でよくある歓迎会、送別会、暑気払い、忘年会はもちろん、その他にも開催されます。
それも個人間や上司と部下で行くような飲み会ではなく、一同で行く飲み会です。
それはなぜか。

会議が多いからです。
会議というと社内での会議を想像されると思いますが、団体での会議は少し異なります。
いわゆるテレビのニュースでたまに流れる、ロの字型に並べられた机で行われる会議です。
ホテルなどで行われたりする場合もあります。

この会議終わりに懇親会と称して飲み会が行われるわけです。
なぜ会議と飲み会がセットなのかにも理由があります。

というのも団体によっても規模は様々ですが、全国に支部がある場合もあります。
その場合、全国から委員や役員が集まりその会議が行われます。

そうなると会議が終わって、はい解散とはならず、必ず懇親会が行われるというわけです。
これには接待の意味も込められています。

もちろん支部に人が集まる場合もあり、そこでも懇親会が行われます。
規模が大きい団体では北海道、東北のように北から南まで〇〇地方ごとに別れているので、その各地域ごとに人が集まって会議が行われているイメージです。

一次会で終わることもあるでしょうが、多くの場合2次会、3次会と続きます。
女性がいるお店に行く場合もあるでしょう。

そのため、お酒が飲める飲めないに限らず、このようなお酒の席が自体が苦手な人は、かなり大変に感じると思います。

採用する側としては、このようなミスマッチは避けたいため事前に質問をするわけです。
これが質問の意図になります。

ではお酒が飲めないと採用されないのか。
面接ではどのように答えればよいのか。
この回答例については、後述します。

余談ですが、学校法人は仲間内で行くことはありますが、大勢で行く機会は少ないです。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力についてですが、上記で説明したように団体職員は飲み会が多いです。
すなわちお酒を介してのコミュニケーションが多いということです。

もちろんお酒を飲まなくても、飲めなくてもコミュニケーションは取れます。
それは面接官はもちろん、誰でも知っていることです。

ではなぜお酒を飲む飲まないの質問をするのか。
面接官は、このような質問をすることで、今行われている面接自体の場の緊張感を和ませて、応募者の本音を引き出そうとしています。

そして、面接官と応募者間のやり取りで違和感がないかなどを見ています。
仮にお酒が飲めても、お酒でのトラブルが垣間見えるような場合はアウトです。
逆に、お酒が飲めなくてもコミュニケーションが取れるように映れば印象は良くなります。

団体職員は、職場内の人だけでなく全国の支部や関係各位とのやり取りが頻繁に行われます。
面接官は、様々な人と円滑にコミュニケーションが取れる資質があるのかを見ているです。

回答例について

お酒が飲める場合

お酒が飲める場合は、そのまま飲めると答えましょう。
毎日飲んでいるとか、このぐらいの量は飲めるなどは答えなくてよいです。

もし、面接官に飲む頻度や量を聞かれれば、その時に答えましょう。

当たり前ですが、面接官は沢山飲める人を探しているわけではありません。
面接官がお酒を介してトラブルになりそうと想像されないよう意識することが重要です。

お酒が少し飲める場合

お酒が少し飲めるなら、そのまま少し飲める程度と答えましょう。
お付き合い程度と表現しても問題ないです。

具体的な量を聞かれれば、ビールジョッキ1杯や酎ハイ2杯ぐらいなど答えればよいです。

少ししか飲めないのに、無理に飲めると答える必要はまったくないです。
むしろ「お酒は弱いですが、飲みの席で色々な人と話するのが好きです」のような回答の方が面接官に好印象を与えれます。

お酒が飲めない場合

素直にお酒を飲めないことを伝えましょう。

お酒がまったく飲めないからといって、それだけの理由で落とされる可能性はほぼないです。
むしろ嘘をついてまでその団体法人に入職したとしても後々辛いだけです。

お酒が飲めない場合は、飲めないと伝えても問題ないです。

ただし、飲み会の雰囲気が好きで友人などプライベートでの飲み会には参加していることや、飲み会で初めて会う人と話することは好きなどの簡単なエピソードがあると面接官も安心します。

お酒を一緒に飲んでこそ親しくなると考える人も中にはいるかもしれませんが、問題は円滑にコミュニケーションが取れるかどうかにあります。

もし応募者がお酒を飲めない場合、お酒の席でどのように工夫してお酒好きの人とコミュニケーションを取っているのかを面接官は知りたいのです。

その点をクリアできれば、お酒が飲める・飲めないは大きく影響することはないのです。

団体職員に向いている人・向いていない人については、こちらを合わせてご覧ください。
» 団体職員に向いている人の特徴7選!それぞれの理由を解説!
» 団体職員に向いていない人の特徴6選!それぞれの理由を解説!

まとめ

今回の記事では、団体職員採用試験の面接対策として「お酒は飲みますか?」の質問意図、そして回答例について解説してきました。

質問の意図としては、以下の2点を確認するためでした。

「お酒は飲みますか」の質問意図
  • お酒の席の耐性
  • コミュニケーション能力

そして、面接では以下点に注意して回答すれば大きな減点にはならないです。

「お酒は飲みますか」に対する回答でのポイント
  • お酒を飲める人も飲めない人もありのまま真実を伝えて問題ない
  • 具体的な量や頻度に関する回答は、トラブルになりそうと想像されないこと
  • お酒の席でどのように工夫して円滑にコミュニケーションを取れるか

このように面接官が聞く「お酒が飲めるかどうか」には意味があるのです。
お酒が飲め場合は、飲めなくても問題ありません。

でも、お酒が飲めなくても、どうしてもお酒の席には出なければならない時があります。
その時に耐性はあるのか、無理をさせてないか、コミュニケーションは取れるか。
面接官はここが気になるわけです。

私は面接では基本的に自分を過剰に良く見せる必要はないと思っています。
仮に採用されたとしても、後々で辛くなりますからね。

本音と建前はありますが、あまり気張らず話し合える方がお互いにとって良いはずです。
それに無理せず長く働けた方がなにかとよいと思いますので。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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