この質問の意図は何なのか。
面接官に好印象を与えれる回答が知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「声が小さいようですが、普段からですか?」の回答方法について解説しています。
緊張したり、言葉に詰まってしまったりする人は多くいます。
この質問のように、声が小さくなってしまうのも例外ではありません。
面接官もそういった人がいることは、想定内のことです。
しかし、だからといってこの質問をスルーしていいわけではもちろんありません。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 声が小さいようですが、普段からですか。
- 声が小さいのは緊張しているからですか。
- 置かれた環境によって、声が小さくなったりしますか。
人事の本音、質問意図
- 普段との差を知りたい。
- 返答の切り返し能力を見たい。
- 仕事への意欲や積極性がどの程度あるのか知りたい。
- 素直さはあるか。
- 改善しようと努めているか。
回答例
声が小さく、大変申し訳ございません。
緊張してしまい、つい声が小さくなってしまいました。
丁寧な言葉を意識し過ぎていた部分もあるのかもしれません。普段の仕事ではそういったこともなく、自分らしい声の大きさで発言させていただいております。
しかし、緊張しているからといってこのようになるは良くないことだと思いますので、今後は、緊張するような場面でも自分らしを出せるように努めていきたいです。
回答のポイント
- 指摘を受け止める
- 落ち着いた返答
指摘を受け止める
面接官が声が小さく感じたの事実でしょう。
すぐに反論するのでなく、まずその指摘は受け止めましょう。
その後に、その理由は説明するべきです。
相手から投げられたボールは一旦受け止め、それからあなたのボールを投げてください。
会話はキャッチボールと同じで、自分一人がボールを投げ続けては成り立ちません。
落ち着いた返答
返答は必ず落ち着いて、理論整然とするべきです。
緊張するとどうしてもアタフタしてしまいます。
その気持は非常に分かります。
だからこそ準備が必要なのです。
むしろ面接は、どれくらい準備していたかで大きく結果が変わってきます。
落ち着いた返答ができるように、あらゆる質問を想定しておきましょう。
NG回答と注意点
- 諦める
- 改善しようとしない
諦める
面接官から指摘されたからと言って諦める必要はありません。
むしろ、面接官があなたの回答に納得すればそれはプラス評価に変えられます。
ある意味、指摘系の質問はチャンスでもあるのです。
もし圧迫系の質問をされたとしても諦める必要はありません。
諦めた時点で、面接官は本心ではあまり興味がないのかもと評価されてしまいます。
改善しようとしない
指摘を受け止め、理由を説明する。
そして、今後どのようになりたいか、どう改善していきたいのかを示す。
これが、一連の説明流れです。
ポイントは、指摘を受け止めすぐ改善しようと努めることで、面接官にあなたの素直さをアピールできることです。
説明だけでは少し物足りない印象を与えてしまいます。
面接官によっては、言い訳のように捉えられてしまう可能性もあります。
そうではなく、一連の説明の流れを意識して返答するようにしましょう。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「声が小さいようですが、普段からですか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 普段との差を知りたい
- 返答の切り返し能力を見たい
- 仕事への意欲や積極性がどの程度あるのか知りたい
- 素直さはあるか
- 改善しようと努めているか
- 回答のポイント
- 指摘を受け止める
- 落ち着いた返答
- NG回答と注意点
- 諦める
- 改善しようとしない
あなたはどんな人と一緒に働きたいですか。
このことをイメージすることが大切です。
言い訳や反論だけをする人とは、一緒に働きたいと思わないはずです。
そうではなく、指摘を受け止め、それを改善しようとする素直さを持ち合わせた人と一緒に働きたいと思うのではないかと思います。
それは面接官も同じです。
どんな人と一緒に働きたいか、それを想像してその人物になりきることです。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。