面接官に好印象を与えれる回答が知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「あなたの上司は年下の者になりますが大丈夫ですか?」の回答方法について解説しています。
このような質問は、団体職員採用試験も聞かれることがあります。
質問頻度が多いか少ないかでいうと少ないでしょう。
しかし、回答を準備しておいて損はありません。
もしあなたが比較的経験豊かな30代、40代の方ならなおさらです。
この質問の答えは「はい、問題ありません」と言い切るしかないです。
でも、それだけでは回答が不十分です。
では一体、それに何を付け加えればいいのか。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- あなたの上司は年下の者になりますが大丈夫ですか。
- 年下の上司しの下で働くことについてどう思いますか。
- 年下上司と一緒に働くことに抵抗はありますか。
人事の本音、質問意図
- 事前に大丈夫か確認しておきたい。
- 人当たりは良いか。
- プライドは高くないか。
- 環境適応能力はあるか。
回答例
はい、大丈夫であります。
前職では、私の直属の上司は8つ年下の上司でしたが、何の支障もなく仕事ができていました。上司が年下だからといって仕事がし辛いと思ったこともありませんでした。
それよりも老若男女問わず、同じ目標や目的に向かって一緒に仕事ができる喜びや達成感の方が私は強く感じます。そして、その環境下で自分自信の成長にも繋げていきたいです。
回答のポイント
- 根拠の説明
- 年齢差、性別は問わない
- 仕事への意欲
根拠の説明
「はい、大丈夫です。」、「はい、問題ありません。」
この質問の回答は、大丈夫なことが大前提です。
しかし、それだけでは回答として不十分です。
必ず、その根拠となる理由も合わせて説明しましょう。
根拠を説明するコツは、これまでの経験談を話すことです。
過去にも同じような環境で働いたことがある、そして問題がなかったと繋げましょう。
できれば仕事上の経験談がよいですが、経験がない場合はそれ以外でも大丈夫です。
面接官はその根拠となる理由を聞いて、はじめて納得するのです。
年齢差、性別は問わない
この質問では「年下の上司」と限定されていますが、年齢差や性別も問わない姿勢を見せることで面接官は、どんな環境でも柔軟に働ける人材と評価しやすくなります。
プライドを持つこと自体は大切なことですが、それが極端に高かったり、自ら周りに歩み寄れないような人は、一緒に働きたいとは思われないです。
仕事への意欲
仕事への意欲は必須です。
例え上司が年下であっても、仕事へのモチベーションを保ち自分自身の成長にも繋げて活躍し続けてくれる、そんな人材を採用したいと面接官は考えています。
NG回答と注意点
- 悲観的な意見
- 自信のない態度
悲観的な意見
悲観的な話、ネガティブな話はご法度です。
繰り返しになりますがこの質問では「はい、大丈夫です。」が大前提です。
年下の上司には抵抗がある、不安だという回答では採用されることはまずないです。
もし採用しても辞めてしまうのではないか、本来の実力を発揮できないのではないか、そもそも環境適応能力が低いのではないか、そんなことを面接官は感じるからです。
自信のない態度
悲観的な意見と同様に、自身のない態度もするべきではありません。
心情としては分かりますが、もしあなたが本当にその組織で働きたいと思っているのならば、堂々と自身を持って問題がないことをアピールすべきです。
もし年上の上司の下で働くことにどうしても抵抗があるのならば、そもそもこの組織で働くことは止めておいたほうが無難です。
モヤモヤしたまま働いてもやる気も出ませんし、そもそも楽しくありません。
そうなると組織にとっても、あなた自身にとっても健全な関係で仕事できないでしょう。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「あなたの上司は年下の者になりますが大丈夫ですか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 事前に大丈夫か確認しておきたい
- 人当たりは良いか
- プライドは高くないか
- 回答のポイント
- 根拠の説明
- 年下上司のメリット
- 仕事への意欲
- NG回答と注意点
- 悲観的な意見
- 自信のない態度
働いていると年下が上司というケースは少なくありません。
そして、自分の後輩がいつの間にか自分より出世していたなんてこともあります。
つまり、働く環境はその都度変化していて、自分の置かれている立場もいつでも変わる可能性があるということです。
この質問では「年下が上司」ということで的を絞った質問になっていますが、面接官はそういった環境適応能力も見極めたいと思っています。
応募者であるあなたは、そんな面接官の考えも知っておかなければなりません。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。