問題ありませんに続ける答えにどんな回答があるか。
面接官に好印象を与えれる回答が知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「職員の年齢層が高いですが大丈夫ですか?」の回答方法について解説しています。
この質問は、団体職員採用試験で聞かれることが多いです。
それは実際に、年齢差が激しいケースがあるからです。
団体職員の離職率は一般の企業に比べ低く、かつ少数精鋭の組織形態だったりもします。
そのため、同年代の職員が少ないケースも多々あるのです。
さてそこで、面接官はこの質問に対してどんなあなたの回答を求めているのか。
その回答方法について、ここでは情報を共有したいと思います。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 職員の年齢層が高いですが大丈夫ですか。
- 職員の年齢層に幅がありますが問題ないですか。
- 同世代の職員がいませんが大丈夫ですか。
人事の本音、質問意図
- 年齢差による耐性はあるか
- 環境適応能力はあるか
- 協調性や調整力は備わっているか
回答例
はい、問題ございません。
私は基本的に年齢の差は、仕事にそれほど影響しないと考えています。
前職でも私は最年少で、次に若い方が15歳上の方でした。
むしろ、年齢差があると考え方や時代の感覚も違うため、むしろそれが新鮮で日々学ぶことだらけで、充実した環境だと思っていました。
幅広い年齢層の方々と仕事する機会を大切にすることで、自分自身の成長にも繋げていきたいと考えています。
回答のポイント
- 根拠の説明
- 歳上を敬う姿勢
- 前向きな姿勢
根拠の説明
「はい、問題ございません。」で説明を終わらせず、必ずその根拠も説明しましょう。
なぜ、大丈夫なのか。
面接官は、そのなぜの部分を知りたいと思っています。
コツは、過去の経験をもとに説明することです。
できれば前職など、同じ仕事という環境での経験談の方が良いです。
前職でそのような経験がない場合は、プライベートでの話をもとに説明しましょう。
歳上を敬う姿勢
歳上の方を敬う姿勢は、持っておかなければなりません。
とは言っても露骨に「歳上の方を尊敬します」や「敬います」と言ってしまうと白白過ぎるため、あくまで自然に伝える必要があります。
回答例では「充実した環境」や「仕事する機会を大切にする」といった言葉で歳上の方を敬う姿勢を表現しています。
前向きな姿勢
面接において前向きな姿勢は非常に重要です。
例え、苦しい状況や慣れない環境であったとしても、その環境をプラスに変えていこうとする前向きな姿勢は、面接官に評価されます。
NG回答と注意点
- ネガティブ発言
- あいまいな回答
ネガティブ発言
ネガティブ発言はNGです。
この質問の場合、「これまでそういった環境で働いたことがないので不安」といった内容の回答をしてしまうと、面接官も採用して大丈夫かと不安になります。
また「過去に年齢差のある上司とトラブルがあった」などの回答もするべきではありません。
ネガティブ発言をする人は、思考的にもネガティブの傾向があると思われてしまいます。
面接は、基本ポジティブな回答が好まれます。
あいまいな回答
「おそらく大丈夫だと思います」などのあいまいな回答は避けましょう。
「大丈夫です」と言い切りましょう。
そして、その大丈夫な根拠を説明しましょう。
面接は、あいまいな回答を嫌います。
また、そのあいまいな回答から、あなたを優柔不断な人かもと判断します。
部署や役職によっては、決断力も求められます。
あいまいな回答にならないように、注意しましょう。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「職員の年齢層が高いですが大丈夫ですか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 年齢差による耐性はあるか
- 環境適応能力はあるか
- 協調性や調整力は備わっているか
- 回答のポイント
- 根拠の説明
- 歳上を敬う姿勢
- 前向きな姿勢
- NG回答と注意点
- ネガティブ発言
- あいまいな回答
面接官は、あなたの回答から例え年齢差があっても問題なく働ける耐性や環境適応能力があるのか見極めようとしています。
逆に応募者であるあなたは、それらが備わっていることをアピールすれば良いのです。
たったそれでけです。
面接官の質問意図が分かれば、どんな回答をすればいいのか理解できます。
要するに、面接官が求める、期待する人物に成りきれば良いのです。
そして、面接官が納得するその根拠を説明すれば良いのです。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。