面接対策|ネガティブな退職理由をポジティブに変換!一覧

採用試験対策

ネガティブな退職理由をポジティブな退職理由に変換したい!
ネガティブな退職理由でも前向き捉えられるよう言い換えたい!

今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。

この記事で分かること
  • ネガティブな退職理由をポジティブに言い換える方法
  • 回答例の一覧

本記事では、ネガティブな退職理由をポジティブに変換する方法について解説しています。
また、その回答例を一覧にしてまとめています。

仕事を辞める以上、基本的には何か不満や問題があるはずです。
面接官は、できるだけその真実を知りたいと考えています。

ただ応募者側からすると言葉は選ばなければなりません。
真実をそのまま伝えれば、面接官を不安な気持ちにさせてしまうかもしれません。

ではどのように伝えれば面接官をそのような気持ちにさせずにすむのか。
ここではそのポイントについて解説し、情報を共有したいと思います。

団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。

それでは解説していきます。

面接官からの質問

  • 前職を辞めた理由は何ですか。
  • 現職を辞めたい理由はなぜでしょうか。

人事の本音、質問意図

  • 短期離職の懸念点を確認したい。
  • 応募者の人柄を知りたい。
  • 答えにくい質問にも誠実に対応できるか。
  • 仕事に対する姿勢や責任感を確認したい。

回答例の一覧

人間関係が悪かった

前の職場は個人主義の傾向が強く、仲間意識が希薄な面がありました。しかし、私自身は周囲とコミュニケーションを取り協力しながら仕事を進めるのが得意なタイプです。お互いの強みを生かしながら、達成感を分かち合えるようなチームでの仕事に取り組みたいと感じるようになり、転職しました。

社長がワンマンで嫌気をさす

以前の勤務先はどちらかというと柔軟性に欠けた組織で、若手社員が意見やアイディアを発表する場はほとんどありませんでした。基本的には社長の意見が絶対で、意見が言える機会も年功序列に沿った体制でした。年齢や社歴に関係なく、自由に意見が言える職場で働きたい、新しい仕事にどんどん挑戦し続けスキルアップしていきたいと考え、退職を決意しまし。

パワハラを受けた

毎月高い営業目標を達成するために、終電近くまでの残業や休日出勤を余儀なくされる環境で働いていました。営業目標をクリアするごとに目標はさらに高くなり、お客様に寄り添った営業とは一体何なのだろうと疑問に思うことも増えました。業務の効率化や営業目標について上司に相談しましたが会社方針を変えることは困難で聞き入れてもらえず、改善は難しいと感じ退職いたしました。

キツ過ぎるノルマ

以前の職場では常に高い目標数字が課せられていました。もちろん、営業として目標達成のために全力で取り組みましたが、顧客一軒ごとに多くの時間を割くことができないのが悩みでした。そのような環境で働く中、お客様に寄り添った営業とは一体何なのだろうと疑問に思うことも増えました。今度は顧客要望をじっくり聞き出し、それに最大限こたえられる仕事がしたいです。そして長く良好な関係性を保てるような信頼関係をお客様と築いていきたいと思い、退職を決めました。

病気や体調不良

前職では長期間労働や休日出勤が日常茶飯事で、体調を崩したため退職しました。現在は体調も回復し、早く働きたい思いになっています。

多すぎたサービス残業

現在の勤務先は残業するのが当たり前、残業している方が会社に貢献しているという社風で、上司より先には帰りにくい雰囲気でした。残業をすること自体は決して厭いませんが、恒常的に残業が行われる環境には疑問を持つようになりました。私としては、もっと効率的に仕事を進め、そしてメリハリを持って業務に取り組むことでより高い成果を挙げたいと思う気持ちが強くなり、退職を決意することになりました。

親の介護が必要

母が高齢で介護が必要になったため、退職しました。現在は、デイサービスの利用やホームヘルパーと連携を取って介護の負担を軽減できるようになったため、また仕事が出来るようになりました。

会社が遠くて通勤が辛い

前職では、経理職として働いていました。しかし、通勤に2時間以上かかっていたためワークライフバランスが取りづらく、体調も崩しがちでした。心身とも健康な状態でもっと仕事に打ち込みたい、通勤に割いている労力をもっと仕事に割きたいと考えるようになり、退職いたしました。

給料が少ない

前職は年功序列でかつ伝統を重んじる社風で、若手社員の意見や成果が評価に反映されにくい部分がありました。現場の裁量権は細かい部分であっても上司が常であったため、もっと若手にも活躍のチャンスを与えてくれる、そしてチャレンジしやすい会社で働きたいと思い、転職を決意しました。

自社商品に自信が持てない

前の職場で扱っていたソフトウェアは競合優位性に乏しく、努力したもののなかなか成果につながりませんでした。営業として製品を進める立場である私自信も、本音では他社製品の方が良いと思っており、本当にお客様のことを第一に考えて営業ができているのかと疑問に思いながら仕事に取り組む日々を送っていました。もっと自信を持って『いい商品だ』と言えるものをおすすめし、顧客との信頼関係を築いた上で商品を売りたい。そのように考えることが増えていき、転職を決意しました。

結婚した

結婚に伴い転居の必要があり、退職しました。引っ越しも済んで家庭も落ち着きましたので、これまで培ってきた経理の経験を活かした仕事がしたいと思い、応募いたしました。子供は託児所にあずけていますので、仕事に集中して働ける環境となっています。

回答のポイント

面接では堂々と伝えましょう。
ネガティブな要素があったからこそ、転職を選んだことは事実です。

しかしネガティブな事実で終わらせず、例のようにポジティブに変換することが大切です。
その時は、その根拠となる説明も必要です。

そして過去の経験を踏まえ、今度はこういった環境で働きたい。
このような環境であればもっと成長し、活躍できる。

面接官は、あなたの将来を想像しようとします。
一つ一つの言葉を大切にし、あなたの熱意や仕事に対する思いを伝えましょう。

転職活動中の方へ

転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。

以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。

» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。

転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。

団体職員年収例の比較とまとめ

団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。

» 団体職員の平均年収について!業種別に徹底比較まとめ!

まとめ

今回の記事は、ネガティブな退職理由をポジティブに変換する方法について解説しました。

記事のまとめ
  • 回答のポイント
    • ポジティブな根拠も説明する
    • 仕事の熱意や仕事に対する思いを伝える

面接で高評価を得るコツは、最後はポジティブな印象で話を終わらすことです。
必ずネガティブな印象で終わらせてはいけません。

過去の失敗やミスを活かして、こう成りたい。
こう成長し、活躍し続ける人材になる。

そんなあなたの思いや将来性を面接官は求めています。
面接では、そのようなあなたの姿勢や仕事への熱意が評価されます。

団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。

それではまたの記事で。

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