どのように回答すればよいか例を知りたい。
質問意図を知りたい。
回答のポイントや注意点にはどんな点があるのか。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「大学でどんなことを学んで(研究して)ましたか?」の回答方法について解説しています。
新卒の採用試験でよく聞かれるこの質問ですが、実は転職活動時にも質問されることが多いです。
大学や専門学校等の学校を卒業して、かれこれ10年、20年が経ってたしてもこのような質問をされることはあります。
面接で急に説明され、かつて自分が行っていた研究内容をしっかりと説明できない、そんな自体にならないためにも事前に言葉を整理しておきましょう。
本記事では、その回答例や回答のポイントについて説明しています。
そして、NG回答や注意点についても紐解いています。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 大学でどんなことを学んでましたか?
- 大学でどんなことを研究してましたか?
- 学生の頃は、なぜその研究を選んだのですか?
- あなたが研究されていた分野について教えてください。
人事の本音、質問意図
- どんなことに興味を持ち、どんな点に問題意識を持っていたのか知りたい。
- 研究するにあたっての努力の過程を知りたい。
- 研究することから得られたことは何か。
回答例
私は、大学で「〇〇問題」について研究していました。
現在も○○については問題になっていますが、当時から社会問題の一つとして非常に問題視されていました。そして、今後の未来を考えると、この問題について研究することは社会的に見ても意味のあることだと考えたからです。
そして、私は〇〇問題の中でも特に△△の点に焦点をあてて研究していました。一番大変だったのは、〜な点でしたが□□を工夫するなど日々検討・実行しながら、研究成果としてまとめ上げることができました。
この研究では、〜〜を学べたことが一番印象に残っています。この経験で得られたことは、私の社会人生活でも非常に大きな影響を与えることになりました。
回答のポイント
- なぜその研究を選んだのか
- 努力の過程について
- 経験から得られたこと
回答のポイントは、上記の点について答えることです。
面接官は、なぜその研究だったのか、そのあなたの視点を知りたいと考えています。
そして、その研究ではどんな努力をして何を得たのかもです。
これらの要素を伝える方法には、PREP法を使うとより伝わりやすくなります。
頭では分かっていても、いざ伝えるとなるとしどろもどろになる人もいるでしょう。
PREP法を使うと、テンプレートに沿って説明するだけで、伝える力を簡単に身に付けることができます。
簡単に説明すると、PREPのそれぞれの頭文字は、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論、まとめ)を表しており、この順番で説明するだけで相手に伝わりやすくなるというものです。
詳しくは、以下の記事をご参考ください。
NG回答と注意点
- サークルやバイトの話
- 過剰な謙遜
サークルやバイトの話
この質問で面接官が聞きたいのは、学生生活の中で学んだことではありません。
あくまで大学の中で学んだ学術的なことや研究内容についてです。
ですから、サークルやアルバイトで得た経験の話は求められていません。
サークルやバイトの話は、別で質問された時にしっかりと答えましょう。
例えば以下に示す、学生生活の中で力を入れたことは何?のような質問です。
過剰な謙遜
また、過剰な謙遜も控えるようにしましょう。
私が学んだことや研究は大したことではありません、といった態度はNGです。
かといって横柄になるのも違います。普通でいいです。
それよりもこんな点に問題意識を持って、熱意を持って研究ができた。
そんな前向きな姿勢が大切です。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は、団体職員採用試験の面接で質問される「大学でどんなことを学んで(研究して)ましたか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- どんなことに興味を持ち、どんな点に問題意識を持っていたのか
- 研究するにあたっての努力の過程
- 研究することから得られたこととは
- 回答のポイント
- なぜその研究を選んだのか
- 努力の過程について
- 経験から得られたこと
- NG回答と注意点
- サークルやバイトの話
- 過剰な謙遜
面接では、面接官がこの質問で何を聞きたいかを想像し答えることが重要です。
見当違いな答えをすると、会話はもちろん食い違います。
そして、それが積み重なると会話がうまく噛み合わない人という印象で面接が終わります。
ですから、質問意図を理解するということは非常に大切なのです。
あとは、その質問に対して分かりやすく答えることです。
途中でも説明しましたが、それにはPREP法を活用すると良いです。
テンプレートに沿って説明するだけで、簡単に伝える力を身に付けれます。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。