面接官を安心させる回答は何か。
面接官に好印象を与えれる回答が知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「かなり緊張されてますが、仕事中でもこのような感じですか?」の回答方法について解説しています。
人前で喋ることが苦手な人が多いです。
まして面接となるとなお一層緊張する人もいるでしょう。
何を隠そう私もその内の一人です。
プレゼンなんて出来ればしたくない、そんな人です。
でも面接ではそうも言ってられませんよね。
面接を納得させなければなりません。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- かなり緊張されてますが、仕事中でもこのような感じですか。
- 人前で喋ることは苦手ですか。
- プレゼンや人に提案することに苦手意識がありますか。
人事の本音、質問意図
- 緊張の度合いを確認したい。
- 普段の仕事で支障をきたす可能性があるのか知りたい。
- プレゼン能力を確認したい。
- 何か対策や改善しようとしているか知りたい。
回答例
はい、これまでも仕事上で、大勢の前での説明会やプレゼンといった業務を担当することがありましたが、どちらかというと緊張する方でした。
本日は、大事な面接とあっていつもより緊張しています。
御法人の仕事には、会議なども多いと認識しています。そのような状況下では、大勢の前で話したり、プレゼンする機会も多いと思われます。
しかし、伝えたいことを明確にし、事前シミュレーションをしっかりと行うことで、緊張やプレッシャーは克服できると考えています。
また、仮にどうしても緊張してしまうようなことがあっても、伝えたいその的自体は外さないように日頃より努力しています。
回答のポイント
- 認める
- 落ち着いた返答
認める
緊張していると、まず認めましょう。
自分の緊張を伝えることで、相手も納得してくれます。
そして、緊張していることを鑑みた上で、評価してくれるようになります。
なにより、素直さを表現できます。
落ち着いた返答
そして、落ち着いた返答をしましょう。
緊張していることを伝えたことで、幾分か落ち着けたはずです。
もし、まだ緊張度合いが変わらない場合でも、伝えるべきことを伝えましょう。
ポイントは、3つです。
- 仕事上、会議などでプレゼンや発言する機会があることを認識している。
- 克服しようとしている。
- もし緊張していても、大きな問題にならないように努力している。
緊張しやすい人は、一定数必ずいます。
それは人それぞれの特性であるため、克服するのには時間が必要な場合もあります。
そのために、あなたはどういった点に注意して対策しているのか。
また、どのように克服しようとしているのか。
その点を説明することで、面接官は納得しやすくなります。
NG回答と注意点
- 強がる
- 改善しようとしない
強がる
緊張していることを指摘されているにも関わらず、それを否定する人がたまにいます。
本人としては悪い印象を与えていると思い、強がっての反応だと思います。
しかしこれは逆効果です。
面接官としては、何も応募者をさらに苦しめようとして言っているのではありません。
むしろ「緊張していますよね、リラックスしてくださいね」の意味合いが大きいです。
あなたが否定するということは、その助け舟を振り払っていることになります。
強がらず、緊張していることを素直に認め、そこから対話しましょう。
改善しようとしない
面接官はあなたが緊張しやすいタイプであること、見抜いています。
そうすると、そんな緊張しやすいあなたがどんな努力や対策をしてこれまで工夫し、プレゼンなどを乗り越えてきたのかを知りたいと思います。
その答えを聞くことで、面接官は安心するわけです。
そして、一緒に働いている様子を想像するのです。
もし応募者から改善やその努力が感じられなければ、問題や苦手なことに気付いていながら何も対策しない人という印象になってしまいます。
それでは面接官から、高評価を得ることは難しいです。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「かなり緊張されてますが、仕事中でもこのような感じですか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 緊張の度合いを確認したい
- 普段の仕事で支障をきたす可能性があるのか知りたい
- プレゼン能力を確認したい
- 何か対策や改善しようとしているか知りたい
- 回答のポイント
- 認める
- 落ち着いた返答
- NG回答と注意点
- 強がる
- 改善しようとしない
緊張すること自体は、何も悪いことではありません。面接官によっては、入職したい気持ちが強いからこそ余計に緊張していると考えてくれる場合もあります。
しかし、だからといって等身大のあなたを見せるだけでは足りません。
回答例のように、克服しようとしているその様子を表現しましょう。
そして、必ず必要なのはあなたの素直さです。
この点を必ず肝に銘じて、受け答えしましょう。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。