団体職員採用試験の面接でウケがいい答えはあるのか。
その回答例や回答のポイントが知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「当協会の仕事で一番大切にしたいものは何ですか?」の回答方法について解説しています。
この質問はよく聞かれます。
いわゆる面接における定番質問の一つなので、事前準備しておくことをおすすめします。
仕事の中で、自分が大切にしたいことなので極端なことを言うと回答は自由です。
面接官もあなたが考える、仕事における大切だと思っていることを聞きたいでしょう。
しかし、団体職員採用試験の面接でウケがいい答えというのは存在します。
そして逆に伝えない方がよいNG回答というのも存在します。
ここでは、そんな特有のウケがいい回答ポイントについて情報を共有したいと思います。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 当協会の仕事で一番大切にしたいものは何ですか。
- 当法人で働く上で、大切だと思うことは何ですか。
- あなたが仕事で大切にしていることは何ですか。
- あなたが仕事をする上で重要だと思うことは何ですか。
人事の本音、質問意図
- 仕事への姿勢や価値観を知りたい。
- 当協会との相性を知りたい。
- 団体職員としての適正を知りたい。
回答例
私が御協会の仕事で一番大切にしたいことは、協働力です。
団体職員としての仕事は、実に様々な人との関わり合いによって成立していると私は認識しています。同じ職場内はもちろん、協会員との協働、時には自治体や国といった関係各位との連携も求められると思います。
そのように考えると協働力や連携なくして、仕事を円滑に行うことは困難ではないかと私は考えています。御協会に入職後は、この「協働力」を重視し、縦と横の連携を持って様々な事務作業に当たりたいと思っています。
回答のポイント
- どんな人材が欲しいのかを把握する。
- 応募先の法人の社風について考える。
- 応募職種の仕事について知る。
事務職なら事務職として大切なことがあります。
営業職なら営業職として大切にすべきことがあります。
もっと大枠として団体職員、法人職員として大切なこともあります。
回答する上で一番大切にするべきことは、どんな人材を必要としているか把握することです。
この採用したいと思っている人材にあなたが当てはまらなければ採用されません。
この当てはまる当てはまらないは、応募先法人の社風も関係します。
各法人には必ず理念があり、それぞれの社風があります。
この社風にあなたがマッチしていることが重要です。
社風を知る一番の方法は、今実際に働いている現役職員から話を聞くことです。
しかし、この方法が現実的ではありませんよね。
まして少数気鋭の団体職員という環境で知り合うのは、ハードルが高すぎます。
ということで、団体職員採用試験で必要とされる鉄板の人材像をお教えします。
それが以下です。
- 協調力のある人材
- 調整力のある人材
- 忍耐力のある人材
この3つについては理念や社風に関係なく、ウケがいい人材となります。
このどれかを軸にして、応募職種で大切にしていることを説明することをおすすめします。
NG回答と注意点
- 残業しないよう注意する。
- 分からないと答える。
- なるべく失敗しないようにする。
- 複数点挙げる。
残業などの言葉は、発せられた時点でどうしてもネガティブな話に捉えられがちです。
面接官から聞かれる分にはいいですが、こちらからはなるべく言わないようにしましょう。
また、分からないもNGです。
これは面接におけるどんな質問についてもです。
分からないで回答を終えるのはやめましょう。
そして最後に「失敗しないようにする」です。
面接官が聞きたいのはそこではありません。
失敗は誰でも起こり得ます。
もし「失敗しないようにする」ことを大切にしないのなら、どのようにしてそれを未然に防ぐのかまで合わせて説明する必要があります。
面接では、その根拠や理由を話すことが重要です。
そうでなければ、その話に信憑性を感じられなくなり、面接官から見るとただの薄っぺらい人になってしまうのです。
そして、複数点挙げてしまうのも内容が薄くなってしまうので止めましょう。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「当協会の仕事で一番大切にしたいものは何ですか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 仕事への姿勢や価値観を知りたい。
- 当協会との相性を知りたい。
- 団体職員としての適正を知りたい。
- 回答のポイント
- どんな人材が欲しいのかを把握する。
- 応募先の法人の社風について考える。
- 応募職種の仕事について知る。
- NG回答と注意点
- 残業しないよう注意する。
- 分からないと答える。
- なるべく失敗しないようにする。
- 複数点挙げる。
面接で高評価を得るには、面接官が求める人材により近付くことです。
そのためには、どんな人材を求めているのかを理解しなくてはなりません。
それはそれぞれの法人ごとに存在し、職種によっても変わってきます。
しかし、総論としてこんな人材が好まれるという傾向はあります。
皆さんはこの点を必ず理解しておいてください。
例で挙げた3つの人物像は、どれも必ず必要とされる人材です。
むしろこのような特徴がなければ、団体職員として採用されずらいです。
それぐらい重要な要素なのです。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。