質問意図を知りたい。
回答例が知りたい。
回答のポイントや注意点にはどんな点があるのか。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「印象深い感動したことは何かありましたか?」の回答方法について解説しています。
感動の種類にもさまざまありますが、ここで聞かれている感動とは一体どんなことについて話せばいいのか。面接官が聞きたいことは何なのか。
本記事では、その回答例や回答のポイントについて説明しています。
そして、NG回答や注意点についても紐解いています。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 印象深い感動したことは何かありましたか?
- 最近感動したことは何かありますか?
- あなたが最近感動したことについて教えてください。
人事の本音、質問意図
- 応募者の人柄や価値観を知りたいため
- 臨機応変さがあるかどうか
- 説明力があるかどうか
回答例
最近感動したことは、サークルの後輩たちから私の誕生日をサプライズで祝ってくれたことです。今までで初めての経験だったため、非常に感動しました。
何より私のために時間を掛けて、色々と考えてくれたと思うと感慨深いものがありました。この出来事を通して「人のために時間を使うことの大切さ」と「人に感動を与える素晴らしさ」を肌で感じることができました。
私も人に喜んで貰えたり、誰かのためになることを行うことで、私自身も人に感動を与えられる人になりたいと思いました。
回答のポイント
- 経験から得たことに焦点
- 志望職種に合わせたエピソード
- 嘘を付かない
経験から得たことに焦点
実際に経験したことは、その分相手にも熱が伝わりやすいため説得力が増します。
そして、できれば経験ベースの話をおすすめします。
「最近観た映画で感動した」や「スポーツを観て感動した」といった話はNGではないもののあまりおすすめはできません。
どうしても印象が弱くなります。
また、面接官もできればあなたの経験ベースの話を聞きたいと思っています。
志望職種に合わせたエピソード
もし、あなたが話した内容が志望職種に合っていればより好感は高くなります。
例でいうと「人に喜んで貰えたり」、「人に感動を与えられる人」になりたいと伝えていますが、もし志望職種がそのような業界であれば面接官も納得しやすくなります。
例えば、ブライダル業界やイベント制作会社などはまさにそのような環境だと言えます。また、公務員であってもそういったイベントを企画するような部署は存在します。このように、あなたが志望する部署や職種に沿ったエピソードを話すとより効果的です。
嘘を付かない
ですから、嘘を付くことは避けるべきです。面接官からの好感や受けが良いと思い、やったこともないことや興味がないことまで話すことは止めましょう。
よくありがちなのが、ボランティア活動などです。
もちろん活動歴があるならそれは素晴らしいことですが、嘘はバレます。
そして、継続性が垣間見れない場合、マイナスのイメージを持たれることもあります。
必要以上に自分を大きく見せる必要はないです。
NG回答と注意点
- お金にまつわる話
- 内容が古すぎる話
お金にまつわる話
お金にまつわる話は基本的にNGです。
特に、ギャンブルなど賭けごとに関する感動体験は好ましくありません。
損得関係で動く人のような印象を持たれる場合もありますし、例え面接官の中にギャンブル好きな人がいたとしても表立って共感したり評価すること困難です。
内容が古すぎる話
もしあなたが面接官だったとして、小学生や中学生の頃の感動した話をされたらどのように感じるでしょうか。
その頃から今まで感動する体験はなかったのかと心配になりませんか。
面接官も同じ気持ちです。
面接官が知りたいのは、今のあなたがどのような感動を得たのかです。
そして、その感動からどんなことを学んだかです。
内容が古すぎると、どうしても今のあなたが見えづらくなってしまうのです。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は、団体職員採用試験の面接で質問される「印象深い感動したことは何かありましたか?」の回答方法について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 応募者の人柄や価値観を知りたいため
- 臨機応変さがあるかどうか
- 説明力があるかどうか
- 回答のポイント
- 経験から得たことに焦点
- 嘘を付かない
- 回答の理由も答える
- NG回答と注意点
- お金にまつわる話
- 内容が古すぎる話
面接官はあなたの人柄や価値観を知りたいと考えています。
そして、できれば今のあなたを知りたいと思っています。
そのため、古すぎるエピソードはできるだけ避けましょう。
あなた自身の経験ベースの話を伝えることです。
もし、あなたが話したその内容が志望職種に合っていればより好感は高くなります。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。