本音を言うと第一志望ではないが、嘘を付いた方がいいのか。
この質問の意図は何なのか。
面接官に好印象を与えれる回答が知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「当法人が第一志望ではないと思われますがいかがですか?」の回答方法について解説しています。
もし本当に第一志望だった場合は、あなたは何も隠すこともなく第一志望だと心の底から言い切ることができると思います。そしてのその理由も、もちろん語れるでしょう。
しかし、問題なのは第一志望でなかった場合です。
あなたはどのようにその気持を面接官に伝えますか。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 当法人が第一志望ではないと思われますがいかがですか。
- 第一志望は他社のように感じますがいかがですか。
人事の本音、質問意図
- 強い入職意欲はあるか
- 内定を辞退する恐れはあるか
回答例
申し訳ございませんが、現段階で御法人が第一志望とは言い切れません。
私は今回の転職で4回目になりますが、これで最後にしたいと考えています。そのため、可能な限り多くの企業、団体に応募させていただき、あらゆる可能性を探りたいと考えています。そして、自分自身の納得感を高めた上で、総合的に進路を決断したいと考えています。
しかし、御法人の理念には非常に共感しており、業務内容にも大変興味があります。
私のこれまでの経験や能力も活かせ、御法人に貢献できると考えています。
大変恐縮でございますが、もし内定をいただけた際は、ぜひ前向きに検討させていただきたいと思っています。
回答のポイント
- 嘘を付かない
- 意欲をしっかり伝える
嘘を付かない
転職サイトによっては、第一志望と言い切ることを推奨しているサイトもあります。
しかし私は、必ずしもそうではなくて良いと考えています。
なぜならば、後々自分を苦しめることになる可能性あるからです。
たとえば、他社の結果待ちを理由に内定保留のお願いをすれば、不誠実、不信に思われてしまう可能性もあります。面接では、第一志望って言っていたのに。話が違うと。
何より、嘘をついていることに自分自身もどこか後ろめたい気持ちが残るはずです。
その状態が続くのは、健康的もよろしくないです。
いつか言わなきゃ、いつか言わなきゃとなると他の面接にも影響しかねません。
回答例はあくまで一例ですが、自分なりの説明ができるように準備しておきましょう。
その他にも例えば、「第1志望群のうちの1社」という表現で説明する方法もあります。
意欲をしっかり伝える
意志はしっかりと伝えましょう。
回答例では、「第一志望とは言い切れないこと」、「熟考して最後の転職にしたいこと」、「御法人には強い興味を持っていること」の3点をしっかり伝えています。
面接官からすると、第一志望と言ってくれた方が嬉しいです。
しかし、それと別にミスマッチも非常に懸念しています。
嘘を付くことで、そのミスマッチが起こる可能性も高めてしまいます。
お互いのためにもなるべく本音で話し合えるようにしましょう。
NG回答と注意点
- あいまいな回答
- 熱意がない
あいまいな回答
あいまいな回答は避けましょう。
第一志望と言っておきながら、どこか端切れの悪い回答であったり、質問を続けると実は他にも候補社があったりする場合です。
そういったあいまいな回答は、面接官に不信感を抱かせてしまいます。
熱意がない
例え他社と迷っていたとしても、そこには必ず熱意が必要です。
御法人に興味がある、働きたい、そういっった熱意は必ず伝えましょう。
熱意があることを前提に、他社も含め総合的に進路を決断したい。
そういった気持を伝えておかなければ、そもそも興味がないと思われてしまいます。
熱意や意欲がなければ、面接官も採用するにできないのです。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「当法人が第一志望ではないと思われますがいかがですか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 強い入職意欲はあるか
- 内定を辞退する恐れはあるか
- 回答のポイント
- 嘘を付かない
- 意欲をしっかり伝える
- NG回答と注意点
- あいまいな回答
- 熱意がない
繰り返しになりますが、転職サイトによっては「第一志望です」と答えることを推奨しているサイトも存在します。
しかし、私は嘘をついてまでそのような回答をすることをおすすめしません。
回答例のように伝える方法があります。
「第1志望群のうちの1社」という表現で説明する方法もあります。
どう答えるかはあなた次第ですが、少なくとも言えることは曖昧な回答や熱意のない回答をすることは止めておきましょう。
そのような回答は、必ず面接官を不安にさせてしまいます。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。