面接官の質問で、今までの経歴について聞かれた時のの回答例が知りたい。
その質問意図も知りたい。
面接で失敗したくない。
何分ぐらい説明すればいいのか。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 今までの経歴について聞かれる質問意図・理由
- 回答例とポイント
本記事では、面接で聞かれる「今までの経歴を説明してください」の質問意図と回答例について解説しています。
面接官の質問には、必ず意図があります。
その意図を汲み取ることで、回答のポイントが見えてきます。
例えばそれは、説明する時間にも関係してくることです。
本記事では、そのような回答のポイントについても解説していますので、面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 今までの経歴について説明してください。
質問の意図・理由
- 当法人にとって、どのように貢献できる人材なのか見極めたい。
- これまでの業務を通じた強みを知りたい。
- 職務経歴書に書かれていないことも含め知りたい。
- 簡潔かつ論理的に説明できるか。
回答例
回答例
私は大学を卒業後、〇〇株式会社に3年勤務した後、〇〇年○月に〇〇株式会社へ転職し5年勤務し先月退職いたしました。
これまでの計8年間は、いずれもIT会社で営業として働いてきました。
主な営業対象は法人客で、私が担当していた業務の大半は新規開拓でした。
入社以来、上司からアドバイスをもらいながら毎日約100本以上のテレアポを行い、厳しいお言葉やクレームなどにも多く対応してきました。大変な部分も多くありましたが、これまでの経験で多少のことではめげない強い精神力を養うことができました。
根気強くお客様と関係を作っていった結果、営業成績の方も徐々に上がり、どちらの会社でも最終的には上位20%の成績を常に達成できるようになりました。また直近の2年間は、マネジメント業務にも携わり、10名程度のチームを束ねる経験も積んでいます。
前職で培ったこれらの経験を活かし、御法人でも新規会員の獲得に営業マンとして活かしていきたいと考えています。
回答のポイント
職務の経歴を確認するだけでれば、職務経歴書を見れば十分です。
わざわざそれを説明させるのには、やはり意図や理由があります。
採用担当者が知りたいのは、当法人にとって「どのように貢献できる人なのか」です。
そして、「簡潔かつ論理的に説明できる人なのか」です。
いわば応募者の説明を聞くことで、経歴の裏付けと説明能力を見極めようしているのです。
そのため、だらだら説明することはNGです。
説明する時間は2分以内を目安に伝えるようしましょう。
回答例の場合、約8年の営業経験を1〜2分程度に収めなければなりません。
ポイントは、社会人になってから現在までの職務経歴を時系列で話つつ、応募先で活かせるであろう経歴や強み、経験をアピールすることです。
これまでの経験の中で、少なからず大変だったことや達成した出来事は存在するはずです。
応募先に関係ある話と関係ない話を選別し、メリハリを付けて説明することが重要になります。
ちなみに私は面接で経歴の説明を求められた時、1分程度で説明しました。
職種はバラバラでしたが、共通点を見出してその経験を活かせる強みとしてアピールし、無事に団体職員として内定をいただいています。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
まとめ
今回の記事は、面接で聞かれる「今までの経歴について説明してください」の質問意図と回答例について解説しました。
- 質問の意図・理由
- どのように貢献できる人なのか
- 簡潔かつ論理的に説明できる人なのか
- 回答のポイント
- だらだら説明することはNG
- 説明する時間は2分以内が目安
- 応募先で活かせるであろう経歴や強みをアピール
- 必要のない説明は省き、メリハリを付けて説明
採用担当者がなぜその質問をしたのか。
その意図を汲み取り、回答できるかどうかで採用の合否は大きく関係してきます。
応募者のスキルや経験がどのように貢献でき、活かされるのか。
この部分が説明されないと、採用担当者の心が動くことはありません。
採用担当者にどのように説明すると一緒に働いているイメージを持ってもらえるか。
この点を意識して説明することが大切です。
是非、そこを意識した説明を心がけてください。
その他、採用試験対策は、こちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。