切り返し方が分からない。
この質問の意図は何なのか。
面接官に好印象を与えれる回答が知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「あなたの優れた職歴や能力がうまく活かせない環境かもしれませんが?」の回答方法について解説しています。
この質問をされて、自分が評価されていると思われる方もいると思います。
少なくとも多くの人が、悪い気分にはならないでしょう。
面接で褒められるような言葉をかけられると、どこか落ち着かないものです。
謙遜した方がいいのか。
それとも堂々と受け入れた方がよいのか。
この記事では、面接官の気持ちになってどんな回答をすればいいのか説明しています。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- あなたの優れた職歴や能力がうまく活かせない環境かもしれませんが。
人事の本音、質問意図
- 当法人に本当に入職したいと思っているのか。
- うちが第一志望なのか。
- 内定辞退の可能性はないか。
回答例
そのように思ってくださって、ありがとうございます。
確かに私は、前職で10年間管理職として、〇〇業務に携わっていました。
そのため、この分野の仕事について知識も深く、自信もあります。
しかし、私が携わってきた業務には△△といった側面の問題もありました。新たな挑戦になりますが、△△の問題を解決することで、結果として〇〇業界の発展に貢献したいと考えた次第であります。
御法人の仕事を通して〇〇業界の発展、そして社会貢献ができると考えています。
もしこの思いが実現できるのであれば、いかなる努力も惜しみません。
回答のポイント
- 客観視
- 入職への意欲と覚悟
客観性
自分を客観視することは大切です。
面接官からあなたのどんな点が評価されているのか理解してなければなりません。
まず、素直にその認められている点については受け入れましょう。
回答例のように、枕言葉に軽くお礼を挟むことも有効です。
そして、なぜそんなあなたが当法人で働きたいのか。
その理由を客観性をもった視点で回答しなければなりません。
入職への意欲と覚悟
面接官からすると、これまでの自分の経験や優れた能力を活かしきれないかもしれない職場に、わざわざ転職しようとしているのですから、本当に大丈夫かと思っています。
あなたが伝えるべきことは、入職への意欲とその覚悟です。
入職したい、仕事を一生懸命頑張りたい。
そんなあなたの意欲や覚悟を示しましょう。
古典的な方法に感じるかもしれませんが、面接において熱意や覚悟は非常に重要です。
NG回答と注意点
- 自信過剰になる
- 謙遜し過ぎる
自信過剰になる
面接官からそう言ってもらえたからと言って、自信過剰になるのはNGです。
謙虚さが必要です。
団体職員採用試験では、特にこの謙虚さが重要です。
自信過剰な人や自慢が過ぎる人は、不安視されてしまいます。
それは、周りの職員との相性を考慮するからです。
謙遜し過ぎる
かといって、謙虚過ぎるのも問題です。
そのバランスが非常に重要です。
たまに、謙遜し過ぎて自分の欠点やマイナスになるようなことまで伝えてしまう人がいますが、絶対にやめましょう。
褒められた点はしっかりと受け止め、理論整然と切り返しましょう。
そんな落ち着いたあなたに、面接官は信頼や安心感を抱くものです。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「あなたの優れた職歴や能力がうまく活かせない環境かもしれませんが?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- 当法人に本当に入職したいと思っているのか
- うちが第一志望なのか
- 内定辞退の可能性はないか
- 回答のポイント
- 客観視
- 入職への意欲と覚悟
- NG回答と注意点
- 自信過剰になる
- 謙遜し過ぎる
面接は、バランスが重要です。
自信過剰になってもいけませんが、謙遜しすぎてもいけません。
受け止める部分はしっかりと受け止めて、理論整然と返答する。
そして、熱意や覚悟をもって真摯に姿勢を示す必要があります。
面接官は、あなたと一緒に働いている様子を想像します。
それにはどんな回答が有効なのか。
その点を想像して、常に回答しなければなりません。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。