育児関係で勤務に影響すると思うが正直に答えるべきか。
育児に加えて介護の問題もあるが、答えづらい。
面接官に好印象を与えれる回答が知りたい。
NG回答や注意点も知りたい。
- 質問の意図
- 回答例
- 回答のポイント
- NG回答と注意点
本記事では、団体職員採用試験の面接で質問される「育児などで勤務への影響は大丈夫ですか?」の回答方法について解説しています。
育児問題や介護問題は、よくある悩みです。
面接官もこういったケースは、想定の範囲内です。
そして、育児や介護が必要だからといって、それだけの理由で不採用にされてしまうことはまずないです。ただし、どの程度仕事に支障をきたすのかは人それぞれのため、面接官は応募者に確認してみなければ分かりません。
では一体応募者はどのように回答すればよいのか。
ここでは、そんな面接官への回答方法について情報を共有したいと思います。
団体職員採用試験に合格するためには、コツがあります。
面接で失敗したくない方は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
面接官からの質問
- 育児などで勤務への影響は大丈夫ですか。
- 育児や介護のことで仕事に影響しそうなことはありますか。
- 育児や介護などのことで心配な点はございますか。
人事の本音、質問意図
- それらの負担をどのように軽減しようとしているのか。
- 働く熱意の確認。
- 当法人の勤務形態とどのぐらいマッチするか。
回答例
今現在、子供が1歳のため育児で勤務に支障が出る可能性がございます。夫は正社員で働いているため、これまでは基本的に私が子供を見ている状態でした。
ただ、先日託児所が見つかって預かってもらうことが決まりましたので、日中は私も働くことができるようになりました。
とはいいましても、小さな子供いることにはかわりありませんので、急な子供の風邪など御法人にご迷惑をおかけするかもしれないことは、事前にお伝えさせていただきます。
回答のポイント
- 現状について正直に伝える。
- 育児や介護問題を解消する手段の説明
- 謙虚な姿勢
正直に伝える
育児に限らず介護などの問題がある場合、必ず伝えるようにしましょう。
もしその事実を隠して採用されたとしても、いずれその嘘はバレます。
そして、どこかのタイミングで迷惑をかけることになります。
そうなるとあなた自身も居づらくなります。
採用者側にはそれぞれ、この程度なら考慮できるという範囲を持っています。
お互いが譲与できる範囲内で調整できる交渉力も大切です。
解消する手段の説明
回答例の場合では、託児所が見つかったことで時間に余裕ができ、働けるようになったことを説明しています。
このように、育児や介護に関する問題をどのように解消しているか、また解消しようとしているのか説明することが大切です。
例えば「親が近くにいるから預けている」や「義理の母の支援がある」などです。
そういった具体的な解消方法の説明がなければ、面接官としては不安になります。
謙虚な姿勢
育児や介護問題は誰にもでも起こりうる事象です。
しかし、だからといって自分中心的な考え方は避けましょう。
迷惑を掛けてしまうかもしれないと、謙虚な姿勢が必要です。
NG回答と注意点
- 問題を隠すこと。
- 対策の説明がない。
問題を隠す
問題を隠すことはNGです。
せっかく採用されたのに、後々その問題が顕著になってくる場合もあります。
そうなると、結局隠しきれなくなって結局辞めざる得なくなってしまうと、自分にとっても採用した側にとっても痛手です。
このように後々になって問題に発展しないためにも、問題を隠すことは止めましょう。
対策の説明をしない
育児や介護問題自体があることは、大きな問題ではありません。
しかし、その問題に対してどんな対策を行っているのか、どうやって日々対処しているのかを面接官は知りたいと思っています。
そしてその問題が、どのくらい深刻なのかも知りたいと思っています。
対策に関する説明がなければ、どの程度時間に余裕があるのかないのかも想像しずらく、応募者が本当のことを語っているのかどうかも判断しずらくなるのです。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は「育児などで勤務への影響は大丈夫ですか?」の回答例について解説しました。
- 人事の本音、質問意図
- どのように軽減しようとしているのか
- 働く熱意の確認
- 当法人の勤務形態とどのぐらいマッチするか
- 回答のポイント
- 正直に伝える
- 解消する手段の説明
- 謙虚な姿勢
- NG回答と注意点
- 問題を隠す
- 対策の説明をしない
育児や介護問題は、短期間で終わるような問題ではないケースが多いです。
そう考えると、採用されたいからといって嘘をついても後々バレます。
そして結果、その後ろめたさから勤めずらくなったりする場合もあります。
そのような状況にならないためにも、問題点は正直に伝えましょう。
しかし、その問題をどう解消しようとしているのか、またいつぐらいにはその問題が解消されるかなど面接官があなたの働き方を想像できるように説明することが大切です。
そんなあなたに面接官は、信用や信頼感を感じるでしょう。
団体職員採用試験には、内定をもらうための特有なコツがあります。
その他にも、採用試験対策をこちらにまとめていますので合わせて参考にしてみてください。
それではまたの記事で。