自分の発言にもっと説得力を付けたい。
周りから評価されたい。
相手を納得させる伝え方が知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 発言に説得力を付ける方法
本記事では、たった一言付け加えるだけであなたの発言に説得力が付く方法について解説しています。
仕事やプライベートでも、この人の発言には説得力を感じるけど、この人の発言にはあまり説得力を感じられない。
このような場面を経験したことがある人も少なくないと思います。
では一体、どのようにすれば発言に説得力を持たせれるのか。
本記事では、その手法について紐解いていきます。
それでは解説していきます。
数字を意識して伝える
もしあなたが説明を受ける側として、以下のどちらの方が説得力を感じますか。
- 昨年に比べ売上が減少しているから、改善策を考えなければならない。
- 昨年に比べ売上が50%に減少しているから、改善策を考えなければならない。
いかがでしょう。
1つ目の説明よりも2つ目の説明の方が説得力感じたのではないかと思います。
ただ単に売上が減少しているという事実よりも、昨年に比べ50%落ちているという事実の方がより改善策を考えなければならないと思います。
また、どれくらい売上が落ちているかによって、その改善策も変わってくるはずです。このように、数字を意識して相手に伝えることであなたの発言により強い説得力が生まれるのです。
さらに、〇〇年度から年々約△%ずつ落ちているなど、数字を用いて分析することでその事象のこれまでの経緯も把握しやすくなります。
数字というものは、言わばその事象の根拠となるものなのです。そして、人それぞれの感覚ではなく、みんなが共通に認識ができる定量的な目安となるのです。
数字に強くなるコツ
数字を前提に考える
数字に強くなるには、数字を前提に考えることです。
そして日常的に使うことです。
例えば、上司から「〇〇の仕事の進み具合はどう?」と聞かれたとします。
このような上司の何気ない質問にも、数字を前提に「今、1/3程度終わっています。このペースで進めるとあと10日程度で終えそうです。」と答えます。
このように、数字を前提に考えることで上司もあなたの仕事の様子を想像しやすくなります。そして数字という定量的な目安を用いることで、二人の間に齟齬が起きづらくなるのです。
「もうすぐ終わります」や「まだまだ終わりそうにないです」といった表現では、相手の受け取り方次第でその意味合いが大きく変わってきます。
常に数字を前提に考え、日常的にあいまいな言葉を数字に変換できるよう訓練しましょう。
言葉を数字に置き換える
今度は、あなたが説明を受ける側だとします。
例えば、部下や同僚でもいいのですが、こんな会話をされたとします。
「今年度の売上は落ちそうだな」
あなたはこの時、売上が落ちそうなんだと理解して終わるのではなく、それがどのくらい落ちそうなのか自分なりに数字として想像するようにしましょう。
実際には、詳しいデータがなかったとしてもその言葉を数字に置き換えてみます。
この積み重ねをすることによって、数字に強くなるのです。
もっと日常的なことを数字に置き換えても良いです。自分の年収が今後どのように変化していくのかや子供の養育費の推定、また今月の外食費の計算でもよいでしょう。
とにかく言葉を数字に置き換える癖を付けましょう。
そして、それを繰り返すことです。
それが数字に強くなる一番の近道なのです。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
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団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は、たった一言付け加えるだけであなたの発言に説得力が付く方法について解説しました。
- 数字を意識して伝える
- 数字に強くなるコツ
- 数字を前提に考える
- 言葉を数字に置き換える
あなたの発言に説得力を付けるには、数字を意識して伝えることです。
例で示したように、数字があるのとないのとでは大きく変わってきます。
数字と聞いて、それだけで苦手意識を持つ人もいるかもしれませんが簡単です。
トレーニング次第で誰でも数字に強くなることはできます。
それは、自分が説明する時だけでなく、説明を受ける時も数字を前提に考えることです。
そして、言葉を数字に置き換える癖を付けることです。
はじめは身近なプライベートな事柄から、数字に置き換える練習をしましょう。
数字に強くなる近道は、こういった地道な作業を日々することです。
それではまたの記事で。