仕事がデキるビジネスマンになりたい。
同期よりも出世したい。
俯瞰力の必要性や身につけ方について知りたい。
今回は、このような疑問やお悩みをお持ちの方のための記事です。
- 俯瞰力の必要性
- 俯瞰力の身につけ方
本記事では、俯瞰力の必要性とその身につけ方について解説しています。
仕事がデキる人の定義には様々ありますが、本記事で取り上げる俯瞰力もなくてはならない力の一つです。
今の世の中を見渡すと、人々の生活は実に多様化し、求められる商品やサービスも多岐にわたっていることが分かります。
そのような社会を一人のビジネスマン、社会人として渡り歩くには、今回説明する俯瞰力を持ち合わせていなければ難しいのが現状です。
この記事では、まさにそんな俯瞰力について紐解いていきます。
是非参考にして、皆さんの仕事に活かしてください。
それでは解説していきます。
俯瞰力とは
俯瞰を辞書で調べると以下のように解説されています。
- 高い所から見下ろし眺めること。
- 広い視野で物事を見たり考えたりすること。
- ある事柄や状況に対して客観視すること。
例えるなら、ヒョウのような視点ではなく鳥のような視点で物事を見るイメージです。
空の上から下を眺めると、全体を見渡せますよね。
俯瞰力とはまさにそんな力のことを指します。
俯瞰力の必要性
では、一体その俯瞰力の必要性とは何なのか。
俯瞰力とは、一言で言うと「問題の本質をより理解するための力」です。
例えば、あなたが上司だとして部下にAさんがいたとします。
あなたにとってAさんは相性が悪く、仕事の進行の妨げになっていました。
対あなたとAさんの関係だけを見ると、Aさんは足手まといになっているように思います。しかし、俯瞰して視野を広げてみると、Aさんとその同僚、またAさんとAさんの部下の関係は非常に良好でチームワークが抜群なことに気付きます。
もしこの事実を知らず、単にAさんを異動させたり違う仕事を任すようになってしまっていては、結果として、チームのパフォーマンスを落とすことになっていました。
そして、原因はAさんではなく実は上司であるあなたにあったのかもしれません。
このように、俯瞰して物事を見る力は非常に重要なのです。
俯瞰力の身につけ方
では一体、その俯瞰力をどのように身につければいいのか。
その方法について説明していきます。
客観視
くり返しになりますが俯瞰力を鍛えるには、広い視野で物事を見たり考え、客観視することが大切です。
自分だけの視点では、視野を狭べてしまいます。
そうではなく、男性だったら、女性だったら、子供だったら、都会だったら、田舎だったら、お年寄りだったらとありとあらゆる場面や状況を想像し、客観視しましょう。
成功イメージだけでなく、失敗イメージを想像するのも有効です。
そして、自分の好みや傾向とは別の視点を持つ必要があります。
疑う
自分の考えや信念は信じたいものです。
間違っていないし、失敗しない。
そう思いたいでしょう。
しかし、疑うことも必要です。
仕事がデキる人は、世の中の常識やセオリーを疑っています。
もっとこうしたら便利になるのでは、このサービスがウケているのなら、こんなサービスの方がもっと流行るのではないか、そうやって疑って物事を観ています。
それは結果的に、俯瞰して物事を観察していることになります。
気を付けて欲しいのが、相手を否定しているのではないことです。
あくまで、疑って物事を見ることに意味があるということです。
多角的に考える
多角的に物事を考えることを言い換えると「多くの意味を捉えようとする」ことです。
物事には様々な意味があり、見方があります。
それは、商品やサービスもそうです。
この商品、実はこんな使い方もできる。
逆にすごく便利がいいけど、こういう使い方をしたら危ない。
仕事がデキる人は、そうやって人とは違う視点で物事を観察します。
多角的に考えるということはそういうことです。
一つの動作やきっかけから多くの意味を捉えようしなければなりません。
転職活動中の方へ
転職活動は準備が重要です。
そして転職活動ができる環境づくりが大切です。
以下の記事には、団体職員になるにあたって、転職活動する前に準備するべき4つのことについて解説しています。団体職員に転職したい方は、是非ご覧ください。
» 団体職員になる!転職活動する前に準備するべき4つのこと。
転職活動はいかに準備しておき、タイミングを逃さないかがカギになります。
気になる求人が出れば、すぐ動けるように準備しておきましょう。
団体職員年収例の比較とまとめ
団体職員の年収例については、以下にまとめています。
民間給与との比較や具体的な年収例の一覧をまとめいますのでご覧ください。
まとめ
今回の記事は、俯瞰力の必要性とその身につけ方について解説しました。
- 俯瞰力とは
- 俯瞰力の必要性
- 俯瞰力の身につけ方
- 客観視
- 疑う
- 多角的に考える
俯瞰力とは、「問題の本質をより理解するための力」です。
一方通行で真っ直ぐな視点だけでは、問題の本質を見抜くとは難しいです。
コインにも表と裏があるように、表と裏とではまったく違った意味や表情をします。
問題に対する答えは、一つではありません。
常に何通りもの答えがあって、その答えも日々刻々と変化するものです。
そう考えるといかに俯瞰して物事を見る力が重要かが分かると思います。
是非、俯瞰力を身に着け、自身の仕事に活かしてください。
それではまたの記事で。