ブラック企業の辞め方。団体職員というホワイト企業への転職。

体験談

辞めたいのに今の職場を辞められない、辞めさせてくれない、ブラック企業だ。

このようなお悩みをお持ちの方は一定数いると思います。
仕事を選ぶ権利があるように、仕事を辞める権利ももちろんあるわけで、このような状況にある方を不思議に思う方もいるでしょう。

今まさにこの記事を読んでいる方は、そんなお悩みを持っている一人なのかもしれませんね。

辞めたくても辞めたいと言い出せない、ブラック企業特有の企業体制がそうさせている面もあると思いますが、ご本人自体が優しくて相手に主張することが苦手な場合もあると思います。

ブラック企業とは言え今までお世話になった会社であり、同僚や上司との関係を考えるとなかなか一歩前に踏み出せないと感じる、そんな人もいると思います。

私がそんなあなたに伝えたいことは、もっと自分を大切にしてくださいということです。
体や心身が弱ってしまう前に解決しましょう。

結論、自分でどうしようもない場合は弁護士への相談、または退職代行サービスを使うことをおすすめします。その一人で悩んでいる時間は無駄で、精神的にもよくないです。

今回の記事では、そんな辞めたくても辞めれない人がどのように退職すればよいのかについてまとめた記事になります。そして、ブラック企業とは真逆のホワイト企業への転職のきっかけになればと思い文章を書いています。

順を追ってそれぞれ説明していきますので是非ご覧ください。
今回の記事を読むことで、ブラック企業を脱却して、ホワイト企業への転職を成功させましょう!

退職の手順

まず前提としてのお話ですが、もしあなたが「退職したい」と勤め先の会社に意思を表示すれば企業はその退職を拒むことはできません。

労働者は自分の働く先を自分で決める権利があるように、その会社を辞める権利もあるからです。
ブラック企業もホワイト企業も関係なく辞める権利があるのです。

しかしながら、様々な環境や要因によって辞めたくてもなかなか辞めれない状態にいる人も世の中には沢山存在するわけであります。

それでは、まず基本的な退職の手順を見ていきましょう。

本当に退職するべきかもう一度考える

まず退職する前に、本当に辞めるべきなのかもう一度考えることをおすすめします。

肉体的にも精神的にも追い込まれているような方は、今すぐ長期休暇、もしくは退職という選択を取って問題ないと思いますが、なんとなく合わない、人間関係が少しうまくいかないといったまだその問題を補正できる可能性があるのならばもう一度考えてみましょう。

もし可能であれば、合わせてこの期間に就業規則や雇用契約書を確認するようにしましょう。

退職理由を整理する

次に退職理由を整理しましょう。
私はこの退職理由を整理することが非常に重要だと思っています。

というのもこの退職する理由を整理、明確化することによって、仮に転職したとしても同じような問題が起こり得るのかそうでないのかを確認することができるからです。

例えば肉体労働が体力的にキツく続けることが不可能になった場合、デスクワーク中心の仕事に転職することができればその問題は解決されるでしょう。

しかし、人間関係となるとどんな職場でも数人は苦手な人がいるものです。
極端なパワハラや暴力などの場合は微塵も無理する必要はないと思いますが、多少の人間関係の縺れはどこの職場でもあるものです。相性って必ずありますからね。

転職する理由を書き出して、転職することで何が変わる可能性があるのかの善し悪しを想像した上で退職するようにしましょう。

見切り発車で退職した結果、振り替えると前の職場の方が良かったとならないように。
実際、前の職場の方が良かったという話はよく聞く話だったりします。

転職活動するにあたってまとめた記事があるのでは、こちらを合わせてご覧ください。
» はじめに

退職願を提出(退職理由を伝える)

退職理由を整理し、それでも退職という選択が決まったら、退職願を提出しましょう。

退職を告げる順番は基本的に直属の上司から伝えるのが一般的です。
直属上司との間にトラブルがあった場合は、無理に順番を守る必要はないと思います。

その際、退職理由を聞かれると思いますができれば無難な受け答えし、仮に引き止めようとしてきた場合には、前向きな理由を伝えかわしましょう。

退職できない場合と対応策

上記のように退職の準備をしてきたにも関わらず、なかなか退職させてくれないのがブラック企業というものだと思います。

  • 退職願を受理してくれない
  • 損害賠償請求をしてくる
  • 会社への裏切りだと非難される
  • 罵詈雑言の威嚇
  • 給料や労働環境に対してその場限りの改善意思を示す

退職届が受理されない場合は、内容証明郵便で送付するなどネット上では様々な解決策が書かれていますが、悩まれた場合は弁護士なり退職代行業者の第三者に依頼することをおすすめします。

退職110番」のように弁護士法人が運営する退職代行サービスも存在します。
トラブルなく確実に退職したい方にとってきっと安心できるでしょう。

冒頭にも書きましたが、本来、会社を辞める権利は確実にあるのです。
その権利さえも会社が拒むということは、その時点で話し合える状況になっていない可能性が高いと思われます。

自分で退職手続きもできないなど、色々と言われる可能性もありますが気にする必要はないです。
今は自分の体と精神状態の方が大事です。もっと自分の体を大切にすることが必要です。

当事者同士で話が平行線になる場合は、第三者を交えて退職手続きを行うようにしましょう。

団体職員のすすめ

晴れてブラック企業を退職できた場合、多くの方が次はホワイトな環境で働きたいと思うのではないかと思います。またブラック企業で働きたいとは思わないですよね。

そんな中、ではホワイトな環境で働ける職場って一体どんな職業があるのか。
その一例として私は団体職員をおすすめします。

団体職員については、こちらを合わせてご覧ください。
» 団体職員とはどんな仕事?現役の団体職員が例を挙げて簡単解説!

誤解して欲しくないのですが、団体職員として働いたとしても仕事におけるストレスはもちろん発生しますし、人間関係がうまくいかない可能性もあるでしょう。

団体職員の仕事の実情については、こちらを合わせてご覧ください。
» 団体職員のここが大変!現役団体職員が語る仕事の実情について。

その辺りの問題はどこの職場でも同じです。運もあれば職場や上司との相性もあるでしょう。
しかし、月に100時間以上の残業や休日出勤(代休なし)が当たり前などといった労働条件に関係する問題が起こる可能性は一般企業に比べかなり低いと思います。

そして、お給料も安定していることが多いです。

団体職員の平均年収については、こちらを合わせてご覧ください。
» 団体職員の平均年収について!業種別に徹底比較まとめ!

団体職員というホワイト環境で働くには

応募しないことには何も始まりません。
ではどうやって求人を探し出し応募するのかですが、実は団体職員採用の求人が多い転職サイトは限られています。

団体職員の募集が多い求人サイト

求人情報」では、団体職員に特化した求人情報をまとめていますのでご活用ください。

これらの求人サイトを利用しましょう。
団体職員の求人がない転職サイトを利用しても意味がありません。

団体職員に必要な能力や資格について知りたい方は以下の記事が参考になるかと思います。
転職までに十分な時間がある方は、資格取得と平行して就活を行うのも手です。

仕事に限らず何事もどれだけ準備してきたかで多くのことが決まりますからね。
とは言っても残念ながらこれをすれば採用されるといった明確な基準はもちろんありません。

しかし一つだけ確実なことが言えるとすれば、団体職員に特別な能力は必要ありませんが、強いて言うなら協調性と調整力が重要視されます。これが働くに当たっての絶対的なポイントです。

まとめ

今回の記事では、ブラック企業の辞め方について、そして団体職員というホワイト企業への転職するにあたっての利点やポイントについて解説してきました。

ブラック企業の辞め方について要点をまとめると以下となります。

  • 本当に退職するべきかもう一度考える
  • 退職理由を整理する
  • 退職願を提出(退職理由を伝える)
  • 退職届が受理されないなど話合いが進まなければ、第三者を交えて退職手続きを行う

企業側と話が平行線になるようであれば、弁護士や退職代行業者などの第三者に依頼しましょう。

精神的に参る前に解決することをおすすめします。
何度も言いますが、自分の体を大切にしてください。

そしてブラック企業と反対の存在であるホワイト企業の一例として団体職員を挙げました。
応募しないことには採用されることはありません。

求人の検索は、必ず団体職員採用の求人が多い転職サイトから行うことにしましょう。
団体職員として働くにあたってのポイントは、協調性と調整力が重要視されます。
この2点を忘れず、意識することが大切です。

以上、最後までお読みいただきありがとうございます。

団体職員の募集が多い求人サイト

求人情報」では、団体職員に特化した求人情報をまとめていますのでご活用ください。

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